人事・総務トピックス

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【No.20】“この人事制度”は、どれぐらいの社員に受け入れられるか?

“人事制度は、”雇用契約ですから、

違法な内容でなければ、

合理性のない(争いで負けるような)

“不利益変更”を含むルールでなければ、

また、公序良俗の視点で問題がなければ、

どのような“考課(評価)項目”を設定しようと、

どのような“賃金制度・体系”を設定しようと、

問題ありません。

言い切って良いのか・・・(汗)

 

しかし、“人事制度”は、

雇用契約として、行政対応、司法対応に問題がなくても、

社員の“やる気”や“リテンション(社員の保持・確保)”

の面からのチェックが不可欠です。

 

多くの社員から、支持される“人事制度”が良いのか、

多くの社員から、支持されない“人事制度”が悪い制度なのか

難しい問題です。

 

“2:6:2”の原則と言われます、

組織を引張る(神輿を担ぐ)“2”、

神輿を担ぐでもぶら下るでもない“6”、

組織のお荷物(神輿にぶら下る)“2”、

です。

頭の“2”+“6”=“8”の社員に、

理解いただき、受入れていただかないと制度として、

機能しないと言われます。

“人事制度”は、組織の維持・運営・管理にはなくてはならないものですから。

 

しかし、別の考え方もあります。

“2:6:2”の頭の“2”つまり、

“神輿を担ぐ2割の社員”に

“強烈な支持”を得る“人事制度”が組織を維持し発展させる。

ぬるま湯の“人事制度”ではなく、

同じが平等の“人事制度”ではなく、

結果を出せば報われる、

出さなければ報われない、との

明確な“policy”の下、

多くの社員の反発を受けながらも、

組織は成果を確実に出す、

そのような“人事制度”もあります。

 

少なくても、誰からも支持を受けない“仕組み”や“制度”は、

組織を維持・運営・管理はできませんし、

社員のやる気の醸成や社員の保持等に大きく関わります。

 

難しいですね

“人事制度”の設計と構築は・・・。

だから興味がありやりがいがあるのかもしれません。

 

山口和夫

(2014.6.12発行)