人事・総務トピックス

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【No.33】絶対しておかなければならない“約束”・・・(3)

“人事制度”で絶対に“約束”しておかなければならないこと、

それは、“考課(評価)項目”と“考課(評価)基準”です。

“処遇”を決定するために

その根拠となる“事実”の把握と“評価”が必要です。

そのようなこと、

社長の、或いは上司の“眼力”で分かる・・・、でしょうが、

それならばその判断の内容を

“考課(評価)項目”と“考課(評価)基準”にすればよいわけです。

“人事制度”構築のポイントは、ここにあります。

※“処遇”は“賃金”だけではありません(№4-33)

※「“考課(評価)結果”が“A”だったら

“〇〇〇円”昇給する」と言う“約束”は、慎重のうえにも慎重に。

雇用契約”では、一度取交した“約束”は

守り続けなければならない原則があります。 

 

前号(№4-33)で述べましたように、

“考課(評価)項目”は必要な事柄を挙げればよいのですが、

問題は個々の“考課(評価)項目”に対する、

“考課(評価)基準”を定めることです。

評価をするのですから“基準”が必要です。

つまり“〇”か“×”の“判定基準”を定めておかなければ、

“考課(評価)”にはなりません。

“考課(評価)”にならないと言うことは、

イコール“雇用契約”にならないと言うことです。

二つの“約束”

“考課(評価)項目”と“考課(評価)基準”が揃って

初めて“雇用契約”になります。

 

以前にも、このメルマガでお話ししたことがあると思いますが、

結論から申しますと、この“考課(評価)基準”は、

悩まず、使用者(会社)が“決めればよい”ことです。

公序良俗”と“信義則”に反しない内容であれば、

“考課(評価)項目”“考課(評価)基準”ともに問題ありません。

 

“考課(評価)基準”は、

“絶対基準”とか言う、厳めしい基準でなくてもかまいません。

“機械Aが使える(任せられる)”とは

“給与計算ができる(任せられる)”とは

“元気な職場づくり”とは

“協調性を持った行動”とは

“人事制度の再構築”ができたとは

“挨拶の励行”とは

“部下指導力”とは

“強力なリーダーシップの発揮”とは・・・。

“〇”か“×”の“判定基準”を定めておく必要があります。

つまりそれが“約束”=“雇用契約”です。

 

山口和夫

(2014.9.11発行)